先週まで創立65周年記念行事として品川プリンスでのパーティや日本橋ー直江津300kmのRTTが続いたので、今週は久しぶりにゆったりしたポタリングを楽しみました。千葉県佐倉市周辺の里山巡りです。集合は運賃の高い事で有名な北総線・千葉ニュー
タウン駅。まずは印旛沼サイクリングロードを5kmほど走り里豪農が点在する里山に入ります。ここから手繰川に沿って房総中部まで広大な谷津風景が続きます。
刈り入れが終わり早くもコスモスが咲き始めた農道を気持ちよく走ります。この谷津道を離脱したり戻ったりを繰り返しながらのポタリングです。京成佐倉駅を扇の要とし、ひろげた扇の先端を180度回るといったコースです。途中でDIC美術館や城跡、旧藩主邸などを巡り佐倉城址までの55kmのランでした。
5年毎に開かれる東京ー直江津RTT、年々少しずつ参加者が増え、今回は300kmに17名、軽井沢からの150kmに12名が参加、それぞれのスタートラインに立ちました。
号砲とともに4時に女性を先頭に一斉にスタート。前回は都内を抜ける荒川まではパレ
ード走行でしたが、今回はあっという間にバラバラになり思い思いのペースで消えていきました。きっと心に秘めたものがあるのでしょう。
夜が明け最初のCPは深谷、そしてCR2は安中。ここまで順調に距離を重ねて行きましたが初参加の人がオーバーペースで100㎞地点で早くもリタイア。
900m登攀の碓氷峠を越えると第三CPの軽井沢駅。前回は日本橋組が第二グループの出発時間10時とここで重なりましたが今回はまだ到達せず、サポーター4名に見送られて軽井沢組がスタートです。ここからは30㎞を500m下ります。やがて二組は混合となり、CP4の信濃国分寺駅で補給休憩を取る人、先を急ぐ人に分かれ、その先長野市内を抜けて最後のCP5豊野に到着。ここでは最後のキツイ登りに備えて、全員が休憩を取るためにサポート隊は補給食を揃えるなど大忙しです。ここで力尽き黒姫の登りを断念した人が4名出ましたが、一方で制限時間の20時を目標にゆっくりだか確実に歩を進める人もいます。
さて黒姫への350mを登り妙高に出ると一気に日本海に向かって最後の力をペタルに込めます。ゴールでは先回りしているサポートカーが食事や飲み物、衣類などを準備して待ちます。このためだけに広島から来た会員もいました。
最初に直江津港に飛び込んできたのは予想通りの白髪の会員で12時間25分、時速24.6㎞でした。直後に2分遅れで女性が自己記録を大幅に更新して入ってきました。
その後続々とあるいは遅々と到着し、足切り時間の20時ジャストに最後の人が到着、途中事故もなく無事終了となりました。
半年前から格安で予約した温泉宿に全員で移動し、まずはお風呂。その後近くのレストランで遅い食事を取りながらRTTを振り返り、楽しい夜が更けていきました。
翌朝はそれぞれ予定を組んでおり、8時過ぎに写真を撮って解散となりました。
次回は5年後、確実に年齢を重ねる中で今から自己との挑戦が始まります(早ヤ!)。
この日のミーティングは翌週に開催される東京ー直江津RTTの準備と支援隊の行動確認などを行いました。
スタートの早朝4時には日本橋の橋上に4台のサポートカーが揃っていなければなりません。この日はその役割分担などの打ち合わせを行いました。
1号車はスタート直後先回りして軽井沢駅の第二グループの出発をサポート、その後はゴールの直江津港に向かい走者を迎える準備をします。2号車3号車は交互にチェックポイントに先回りし記録計測やCPの迎え準備を行います。またレースの状況を各CPに連絡したり写真を撮影したりします。4号車は最後尾に付き、300㎞先の直江津港までずっとアシストを行い、時には収容車ともなります。各車には2.3人のスタッフが乗り込み、走者の荷物を運んだり補給食の準備や買い出しを行いCPに届けます。
それとは別に、レースに伴走するバイクの写真班、CPの準備を整えるスタッフ、軽井沢のスタートスタッフ、直江津での迎え準備や宿泊準備班など総勢18人がこのRTTを支えます。車のルートや運行スケジュール、医薬品や補給食の準備、連絡網などの準備を、走者と共にこの日最終確認しました。あとはスタートの号令を待つのみとなります。
2月に降雪のために中止となった企画のリベンジです。
真冬の予定が盛夏となり熱中症が心配されましたが、 当日は霧雨曇天、絶好のポタリング日和となりました。 久しぶりの絵画館前9時集合には13名が参加。
さて、港区には大使館公館が何か所あると思いますか? 多いとは聞いているでしょうが30?40?…。 何と90か所以上もあるんです、すごいですね。
では、うんちく話!何故各国大使館公館の半数以上が港区にあるのでしょうか?
⇒江戸末期にアメリカは善福寺に公館を置き、イギリスフランスも 周辺の寺院に公館を置きました。その後の明治維新で政府は 大名屋敷を没収して次々に外国公館に提供しました。
港区には適当な大名屋敷が多かったために没収されて大使館になったというのが理由だそうです。 今回のクラブラン、密かな企みでは港区内の全大使館を巡ろうという
壮大な?計画。
外苑を出てまずは青山通りのカナダ大使館へ。 ここには付帯設備もあるので普段では立ち寄りたいところですが計画遂行の ために、寄ったという実績だけを残して次へ。まずは周辺の
赤坂地区を攻め、次には六本木地区、虎の門地区、三田地区と制覇 するとお昼時。サイゼリアで午後の予定を確認し芝・高輪・三田を 攻め落とした後、いよいよ本陣の麻布地区を攻めます。麻布地区はご存じ難攻不落の自然の要塞に囲まれた地区、急坂・激坂の連続で途中リタイアが 続出。後で聞けば同じ景色で飽きたらしい。
結局最後のブラジル大使館城を攻め落とすまで 南部坂、聖坂など合計14もの劇坂を走破し、合計83か所の大使館を 走破しました。 すごい!パチパチパチ!!。 でも何故そんなに多くを回れたの?
種を明かせば、大使館マンションという一粒で二度美味しいグリコもビックリの 10度美味しい大使館の集合ビルの存在。結局予定よりも30分早く外苑に戻ってこれました。
この日,MCCの創立65周年記念パーティが盛大に開催されました。
場所は、これまで恒例の帝国ホテルから品川プリンスホテルに移し、正午開催となりました。MCCでは5年に一度づつ周年行事を行っており、その行事の目玉企画がこの記念パーティです。
この日は全国各地から友好のある自転車クラブや友好団体、また友人やMCCのOB、そして家族をお迎えしました。日頃から我々MCCのクラブ活動へのご理解と友好的な交流に感謝するとともに、更に長いお付き合いをお願いする事が、感謝の宴に込められています。
参加者は総勢108名、MCCからのご挨拶、来賓の祝辞で始まりましたが、会場では最初からあちらこちらで友好の輪が広がり歓談に花が咲きました。MCCのここ5年間の活動を中心にご案内しましたが、結局予定をオーバーして3時間のパーティとなりました。なお、この後友好の輪は三次会まで続く事になりました。
明日は記念パーティ!その準備を17時30分から多くの有志で行いました。パーティ会場の飾り付けや展示品の用意、そして点検。お客様の誘導や受付時のプログラムや配布物、ネームプレートも間違いは許されません。加えて会場ではMCCオリジナルのグッズ販売も行いますので、その準備と整理。最終的に、それらすべてを車に積め、会場となる品川プリンスホテルまで運びました。
こういう舞台裏での地道な作業にも、多くの会員が参加します。
9月中旬に行われる記念行事のクライマックス・東京ー直江津RTT。約一か月前のこの日その練習会を行いました。コースはきつい峠を二つ超えるハードなもの。主に300km挑戦組は、甲斐大和駅から竜門峡を通り上日川ダムを越えて上日川峠には11時30分に到着。峠で売っていた50円の桃を丸かじりして空腹を満たす。一気に駆け下りて、塩山から登ってくる道と合流する裂石温泉に遅れ気味で到着。ここまで落車2名、パンク2名と、満身創痍気味だ。しかし今日は試練に挑戦する練習会、やる気を奮い起こして、はるかに見上げる柳沢峠へ足を向ける。
富士山が全く見えない柳沢峠に到着したのは13時30分。簡単な昼食を済ませ14時に峠を立ったが、別働隊と奥多摩駅で14時30分待ち合わせ!という約束はとても果たせず、別隊は先に飯能へ出発との連絡。しかし後で聞けば何の事は無い、途中の青梅駅前でみんなと喉を潤していたとか。その位に暑いこの日であった。結局奥多摩駅で三々五々の別行動となったが、今日一日走り応えのあるランとなり、RTTに向けて良い練習となりました。本番が楽しみです。
ここまで雨に見舞われると、もう気の毒で誰もそれには触れない!程の雨男の担当。福島から阿武隈山中に入り原発事故の後遺症に苦しむ地区に触れながらのコースだ。
一日目
まずは駅から百人一首にも出てくる岩屋観音へ。60段の階段を登ると野ざらしの岩肌に
多くの仏頭が鎮座、面白い。雨足が強まる中、宿泊地とは逆の北西に中野不動尊へ。自称日本三大不動だそうだが極彩色の大日堂は雨に濡れてとても綺麗。そろそろ食事という事で飯坂温泉に戻るが途中で一人がチェーン切れ! 初めての事だそうだが自転車が雨に濡れてチェーンの修理に会長の手が油塗れ、この間に昼食場所を探すが無い。あった!でもギリギリ8名定員の処に12名。それでも残り4名は立ったり膝の上に座ったりで一品メニューのカツどんで満足。店を出る2時頃には薄日も出てきたところでパンク一名。修理に時間が掛かる間にやぶ蚊の被害多数。代々木公園でなくて良かった。
さていよいよ霊山を目指し登り始めると雨が降り始める。標高を稼ぐうちに激しい雨となり、登山口にある宿舎には散り散りバラバラで到着。最後尾は5時を過ぎていた。ほどなく現地集合の2名を加え宴会となる。議論は明日の予定。標高差が大きいので二班に分かれ、途中輪行組みと峠越え組みに分かれる事になった。
二日目
5時起きで霊山城址に登る予定だったが生憎の雨。寝直して8時30分2班に分かれて出発。
宿から峠越えの8名は、佐須峠を超え飯館村に入った所で神奈川県警と書かれた車両と多くの警察官に遭遇。私たちのコースを説明したところ、全部通行禁止との事でビックリ。今来たルートが通行可能なギリギリのところで、今後少しでも東に入るのは許されないとの事。東電福島から30㎞以上も離れているがあらためて影響の大きさを感じた。
皆で相談の結果、村道をいくつか繋いで南西方向へ遠回りなコースを行くことに。
やがて立派な飯館村役場を通過するが取材陣らしき人以外はひっそり。周りには立派な住宅街が続くが住んでる様子は無く、人の姿が消え気の毒な程でした。
山道に入ると途中には汚染土などが入った黒い大きな袋が山のように積まれ、入口には
仮仮処分場と仮が二つ付いた看板があり、置き場所に苦慮している様子が伺われた。
昼食の時間、いくつか村を通っても全く人の気配がしない。やっと一軒の商店が細々と営業していたが商品は即席ラーメンとパン類が少しだけ。でも空腹を満たす豪華な昼食でした。昼食後は更に南西方向へ三春へ向かい、船引から今度南東方向へあぶくま鉄道に沿って、途中雨に降られながらも菅谷から入谷鍾乳洞の宿に入る。一方輪行隊は福島駅に向かって走ったが、途中最後尾の女性のパンクに気付かずトラック運転手の伝言ゲームで知る事となった。福島からは電車を繋ぎ磐越東線大越駅まで輪行。宿のある入水鍾乳洞へは峠越え組みが先着し、輪行組みの担当は安堵した。
合流して鍾乳洞を見学、料金によって入れる場所が違うが手伝いで歩く場面もあり、
ちょっとした冒険心を楽しんだ。宴会ではMCCと印刷された箸袋に感激し差し入れの
銘酒があっという間に無くなる程に良く飲みました。
三日目
打って変わって快晴。5㎞先の有名なあぶくま洞へキツイ坂を登って到着。観光バスも
着く規模だが中へ入ると入水の方に洞窟軍配が上がる。1時間後ここからは太平洋に向かって一気に下る。夏井川渓谷も気持ち良い。途中車から追い越し様に「こっちは苦労してるのに、お前らは遊んでぃやがって!」と投げ掛けられたが、気持ちが解らないでもなく反論が出来ない。やがていわき駅という看板が出てきた所でラーメン屋に入り、ツーリングはここで終了となった。
サイクリング日和となった集合の甲斐大和駅。駅に降りた参加者の一人、段差の大きなホームで足を取られ歩けなくなりいきなりリタイヤ。早起きして間に合ったのに残念!
今回は武田氏の足跡を甲斐地区に訪ねるラン。まずは目的地とは反対方向に3kmほど走り武田家終焉の地・景徳院、勝頼が自刃し埋葬された場所だ。
ここから20号線を下り駅を過ぎると勝沼氏館跡。ここは全国的にも貴重な中世の館跡が保存されている。更に下り勝沼近郊を登ると釈迦堂遺跡博物館に到達。ここはこの地方から出土した縄文・平安時代の土器土偶が多数展示されているが、付設された休憩所には
無料で冷たいコーヒーやお茶が提供されている。タダと聞いただけで何杯もお代りする
のはMCCの常套だ。お腹がガポガポになったところで今度は炭水化物を欲するに至り、
甲斐名物のほうとう鍋のお店に。予約時に、夏は休業なんだけど17名だったら開けてあげる!って、着いたら満員じゃない!?
それで、待つ事待つ事、やっと来たのはテーブル毎の大鍋に入ったほうとう。待ったからか、結構行けるじゃないですか。出汁もいい味出してるし~。
これに白いおまんまがあったらもっと良かったね。
お腹が落ち着いた後は八田家書院を訪ね、笛吹川CRを9km北上、信玄の治水工事跡が残る万力公園、日本最古の木造鳥居、そして武田家徳川家の庇護を受けていた向嶽寺。しっとりと落ち着いた境内はとても心地良い。ランの最後は信玄の菩提寺・恵林寺へ。織田軍の包囲を受け寺僧100名が閉じ込められ火を放たれても信念を貫いた寺だ。境内をゆっくり散策しているとあっという間に時間が経ち、ここで解散とした。
いまMCCでは最もタイムリーな企画・認知症である。
MCCではすでに徘徊は日常茶飯事、この活動報告の記事でも、ランの途中で徘徊し行方不明になるケースを
たびたび紹介してきた。ほんとはまだまだあるんです。
内科医の会員から、認知症と予防対策、後半は適度な有酸素運動と体幹トレーニングを学んだ。
認知症とは精神機能が慢性的に減退・消失する事で生活が営めない状態、その予防としては血糖値を上げない食事、そして適度な有酸素運動が効果的との事でした。
次にローラー台を使って体幹の使い方を学び、最後に体幹部の筋トレストレッチを行いました。
うまく行えているかどうかは添付写真で判断出来ますね。
結論としては、消化吸収の早い白米・パンなどの炭水化物は出来るだけ抑え、吸収の遅い玄米や
そば、オートミールなどの炭水化物に切り替えましょうという?意見でした。
それで徘徊が防げるかというと、残念ですが別問題なんですね。
クラブランで一番行方不明になるのが何を隠そうう、本日の担当者。
走り出したら前後左右の方向感覚が全く無くなり、帰り道も臭いを付けておかなければすぐに徘徊行動をしてしまうという、問題児でもあります。
〒108-0014
東京都港区芝5-20-22