2017年1月~3月 – 港サイクリングクラブ公式サイト

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2017年1月~3月

3月26日(日)クラブラン「坂東札所巡り9~11番」


 坂東札所巡りの三回目です。今回は9番、10番、11番を訪ねる予定でしたが、過去2回と同様にこの日もあいにくの朝から雨。本来ならば中止となりますが、集合の鴻巣駅に4名が集まったのでこの人数で決行です。午前中は吉見観音で知られる岩殿山安楽寺。その後もつ煮込み店で昼食を取って午後は3名で厳殿山正法寺、都幾山慈光寺を巡りましたが、結局終日雨にたたられ早々と解散としました。

 

ちょっと休憩・・・手作りの団旗と団扇です

 


3月5日(日)クラブラン「日向薬師と古民家巡り」


 早春の日差しの中、伊勢原の日向薬師と厚木、藍川町の代表的な古民家・寺社と巡るランです。

集合の伊勢原駅には自走・輪行などで17名集まりましたが、自走の途中で何とサドルが損壊して走行不能になった1名が一転見送り組となり16名で出発。軽い登りを重ねながらやがて日向薬師に到着。クラブランでは何度か訪ねているが、昨年11月に平成の大改修が完了し美しい本堂がよみがえってからは初めての訪問。萱ふきの荘厳な屋根がよみがえり初春の照葉樹の森の中で美しく映えていました。
 

 

 

ここからは裏の林道に入り曲がりくねった道を登ったり下ったりしながら上萩野という村落の古民家・岸邸に到着しました。岸邸は明治24年の建造で、その後100年間に亘り生活していた邸宅。520坪の敷地内に当時の生活様式を今に伝える貴重な文化財です。
折りしもこの日は端午の節句時期で邸内には岸家をはじめ、近隣や関係者宅が持ち寄ったひな飾りが所せましと並べられ荘厳な雰囲気。歴史の匂いがする高価そうなひな飾りに一同しばし時を忘れて魅入っていました。

 

さて昼食はこの近くに開店した古民家カフェ。ここは築250年の農家を改造した立派な建物でしたが、開店して間もないために不慣れなせいか、一度に16名+他の客が同時入店し、注文品が待てど暮らせど出てこない。一人ずつポツンと出て来るが、最後の人は1時間くらいかかってしまった。

 

 

 

次に訪ねたのは愛川町の勝楽寺。大きな山門と本堂脇の見事なしたれ梅の美しさに感動しました。ここから川に架かる平山橋は国指定の文化財で、米軍戦闘機の機銃の跡が残っています。その後は八菅神社、龍福寺と訪ね、明治16年建造の古民家山十邸。ここにも部屋いっぱいにつるしひなが飾られていました。帰路は河岸段丘を下って相模川を渡り、16時過ぎに海老名駅で解散となりました。

 

3月4日(土)ミーティング「チューブで筋トレ」

今回のミーティングは自分自身の体験から、自転車チューブを使った筋トレでダイエットを実現したメソッドを紹介しました。
 

まずはストレッチ体操で身体の前後の筋肉を伸ばします。そして筋トレ、まずは椅子に座ってチューブ片側を踏み、もう片方を逆足の大腿に通して腿上げを10回行う「シーテッドレックレイズ」。こうした筋トレメニューを14種類用意し、ハムストリング、お尻、腹筋、ふくらはぎ、背筋、胸、腕、三角筋など、万遍なく筋肉に刺激を与えました。

 

 

ちょっとキツイなっという負荷がちょうど良いようです。こうしたトレーニングは普段自転車ではあまり使わない筋肉が刺激されるのでバランスが良く、継続することによって体脂肪が減り筋肉量が増えてダイエットにももってこい!という担当者のおすすめ法でした。

 

2月19日(日)クラブラン「残雪の奥武蔵からの絶景」 
今年の二月は天候が目まぐるしく変化する。前日は雨も降った奥武蔵地方だが本日は寒いながらもきれいに晴れている。都内から一時間の東武線小川町駅からの林道ラン。

  

集まったのは11名で男性ばかり。向こう側には善男善女の中年ハイカーで大混雑だ。こちらは例によって車の入らない道を選んで村道を進む。栗山という集落を過ぎると一気に登りに入る。そのために列がバラバラとなり、峠で待つという事を繰り返す。

 

 

 

 

林道萩帯線に入るとところどころに昨日の雪が残り、日陰では5cm程の積雪だ。昼食は林道の交差点の陽だまりで頂きます。駅で仕入れた弁当を開き、有志持参のコンロで沸かしたお湯で味噌汁・コーヒーを立て、身体の芯まで温まります。ここで二人が離脱し本体は更に登ります。

 

 

 

曲がり切った先はなんと28%の登り。ムリ無理と言いながらも必死に喰らいつきますがダウン!。登り切ると、こういうところにも人々の暮らしがありました。西側の山々は青く輝き北側には真っ白な浅間山の雄姿が望めます。更に東には関東平野が眼下に広がり、何とも気持ちがスッキリ、これぞ自転車でしか味わえない快感そして絶景だ。

 

 

更に進み…、二本松峠へ差し掛かるカーブで、若いカップルの車が反対車線の側溝に両輪が脱輪して困っている。MCC9人で持ち上げてもビクともせず、通り掛かりの車に牽引してもらい無事生還。路面がアイスバーンになっていた。

 

 

この後オオカミを祀った釜山神社、見晴らしの良い中間平と林道をつなぎ、梅林を抜けて小川町駅に着いたのは16時30分。一献する予定でしたが、帰路に1時間以上は掛かり心地よい疲労もあって誰も声を上げずに輪行となった。

 

2月18日(土) ミーティング「たたき売り」

隔年で開催されているMCC名物のたたき売り、二年振りの開催です。会員が不要になった品物を出品し、それをセリに掛けて本人の値付け額を上回った金額はクラブ会計に寄付されます。品物は自転車関連が主体ですが、変わったところでは小倉百人一首や積み木パズル、バッグ類も出品されました。自転車関連では工具やグローブ、ポンプやボトルゲージ、もちろんタイヤやチューブ、ペタルなど多数。出品合計は78点で差額の15,000円以上がクラブ会計の収入となりました。

 

朝を迎え新年の挨拶、そしてお雑煮を頂いて今年の無事を祈りました。
でぐち荘を後にして、一行は近くのきつね浜へ。元旦は快晴となり、目の前の相模湾の向こうには富士山の雄姿がくっきりと浮かび、伊豆大島まできれいに見えました。

 

2月5日(日)クラブラン「山手線一周」

 

どうにも天気が不安です。午前が30%、午後は70%の確率。参加者どうかな?と思っていたが外苑には20名を越えた人が集まった。今回は山手線を浜松町から左回りに最終の田町まで、見どころをたずねながら沿線ランを行います。

 


六本木・東京タワーを経て増上寺は出発点の浜松町。
山手線と言えば、筆者が中学生の頃よく聞いた四代目柳亭痴楽の新作落語「恋の山手線」。

「上野をあとに池袋、
走る電車は内回り、
私は近頃外回り、
彼女は綺麗なうぐいす芸者(鶯谷)、
にっぽり(日暮里)笑ったあのえくぼ、
田畑(田端)を売っても命がけ、
思うはあの子の事ばかり、・・・」
と続く噺が浮かびます。

クラブランは外苑から東京タワー、増上寺を抜けて ~色よい返事をはま待つちょう(浜松町)~。更に新橋、有楽町とつなぎ、~思った私が素っ頓狂(東京) の中央郵便局ビルのKITTE10時着。あれ、まだ開店前?11時だって!? せっかく屋上に上がろうと思っていたのに残念。

 

 

気を取り直して、~なんだかんだ(神田)の行き違い、彼女はとうに飽きはばら(秋葉原)、ホントにおかちな(御徒町)事ばかり~ と、御徒町で昼食にするが、その前に旧万世橋駅に立ち寄った。しかしここもオープン前、ただラウンジには入れるので階段を登るとそこは旧駅舎。目の前を中央線の電車スピードを上げてが通って行きます。
さて、昼食を終えると天気を考慮して離脱する人が3名。本体は次の上野に向かいますが、やっぱりポツリポツリと来ました。

 

 

地上にある地下鉄の踏切を早々と見学し、今でもうぐいす芸者が見られる?鶯谷駅を上がり寛永寺・谷中墓地に着く頃には本降りとなった。まだ半分も来ていないが、今日のランは日暮里駅で断念。来年は西日暮里駅から続けるそうですが、痴楽「恋の山手線」の頃には西日暮里の駅はありませんでしたので、さてどうしましょうか。

 

2017年1月22日(日)新年集中ラン「吾嬬の里でフグ鍋新年会」

 

新年恒例の集中ランが昨年同様の足立区・吾嬬の里で行われました。まぁ、言ってみれば新年会。これまで屋外でのバーベキューも含めて何度か場所が変更されましたが、ここ数年はこの設備の整った吾嬬の里で行っています。

 

 

大変なのは準備を買って出る人たち。前日から食材の買い出しや下準備などを行い、当日は数多くのメニューを手作りで整えてくれます。メインは今年もフグ、それにパエリアやサラダ、豆腐料理などテーブルに乗りきれないほどに並びます。

  

集団ラン組は朝外苑に集合して11時過ぎに到着、整った料理を早速頂けるという「美味しいとこ取り」。飲むなら乗るな!の電車組も交えて乾杯!で始まります。総勢35名が一斉に食べるのですからあっという間に目の前の料理は無くなります。しかし、それを見越したように隣の調理室から次々と料理が運ばれ途切れることはありません。

 

 

 

サンデッキからはお正月らしい暖かい日差しが注ぎ、コップには差し入れの美味しいアルコールが注がれて、昔話がグルグル回りそのうち頭がグルグル回ってウトウト。気が付けば午後のいい時間、庭に招集が掛かって恒例の記念写真。15時になったところで中締めのお開きとなり、徒歩や輪行で帰路に着きました 。








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