2016年7月~9月 – 港サイクリングクラブ公式サイト

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2016年7月~9月

9月11,12日(日)「クラブラリー in いわき」

 毎年恒例の「全国サイクリングクラブラリー」、今年の会場は福島県のいわき新舞子でした。当日は少し手前の湯本駅にMCC13名が集合、海岸沿いの会場までゆっくりとサイクリングです。コースはいわき市の観光サイトのモデルコース「国宝と常磐炭鉱発祥跡」を参考にしました。

 

 
いきなりの「炭鉱・化石館」は入場料がMCCとは折り合わずに建物だけ見て次へ。国宝の白水阿弥陀堂。福島県唯一の国宝建造物で、1160年藤原清衡の娘・徳姫が建立したもので平泉の中尊寺を模したもののようです。
 

ここから炭鉱資料館や平城跡、新舞子公園といったモデルコースを辿り、16時に新舞子ハイツに到着しました。

 

 

18時から懇親会となり毎年殆ど同じメンバーですが久しぶりの歓談や各クラブの紹介、二次会では自転車品評会などで懇親を深めました。翌日は全体の記念撮影の後、各クラブ毎に三々五々解散となり、MCCは津波で大きな被害を受けた海岸線を南下しました。

 

 

 

 

 

復旧工事が捗らない様子で、途中で道が無くなったり、突然悪路になったりで、塩谷崎灯台から見る復興状況も五年経ってもまだまだ時間が掛かりそうでした。最後に五浦海岸の天心遺跡六角堂に立ちより、高萩駅で自転車を降りました。

 

9月4日(日)クラブラン「佐原、潮来、水郷巡り」

朝から降ったりやんだりのはっきりしない天気で心配しましたが、佐原駅出発の9時30分には雨も上がり絶好のコンディションとなりました。今日のクラブランは佐原から潮来への水郷巡りランです。

 

まずは佐原と言えば伊能忠敬記念館、第二集合場所です。そして佐原の町を散策し次には香取神宮を訪ねました。ここは関東屈指のパワースポットとして有名で、対岸の茨城鹿島神宮と共に関東の東を悪霊から守っているという事です。次に利根川沿いのサイクリングロードをしばらく走り佐原の水郷地域を通って潮来でお昼となりました。

 

この時突然外が豪雨となり継続が危ぶまれましたが終わる時に雨がピタッと止み、結構なご利益があったと一同感心しました。午後は近くにある評判の酒蔵を見学しました。ここのお酒は今年の日本酒コンクールで一位を獲得したとかで、早速そのお酒を試飲させて頂きました。とは言え自転車のため舐めただけ。この程度では評価できる味はわかりませんでした。
 

さて最後の目的地・権現山公園へは急な上り坂をクリア。ここからは葛飾北斎が描いた常州牛堀の美しい水郷地帯の眺めが望めます。今回のラン、天気を気にしての走りになりましたが、走行中は雨にも降られずに快適に終えました。

9月3日(土)ミーティング「自転車事故を考える」

昨今の自転車事故の増加と高額な賠償金事情を踏まえ、MCCでは機会あるごとにミーティングで注意喚起を行っています。今回のミーティングでは損害保険の第一線で働く会員を講師に、自転車事故の実情を具体的に話し合いました。

 

 

都内の交通事故多発交差点マップ5か所の紹介と共通点の渋滞状況。そこでの自転車事故の防止策。更に自転車事故が起きた時の刑事・民事の責任や過失割合の決まり方。又自転車の減価償却率の話や高額賠償判例など、興味深い話が紹介され参加者は改めて気が引き締まりました。

 

 

 

最後には自転車保険に付いて、補償内容や手続き等を考慮してお勧めの保険が紹介され自分たちの加入しているものと比べて再考を考える人もいて、あっという間に時間が過ぎました。

8月21日(日)クラブラン「東京北西部のせらぎ巡り」

東京北西部のせせらぎや湧水のある地を真夏の暑い時期に訪れるポタリングです。
 

前日の予報は雨で心配しましたが天気も回復して14名の参加となりました。午前中は善福寺川のせせらぎ沿いに湧水を訪ねて3か所を巡り、午後は白子川沿いに5か所を訪ねました。特に白子川は皆さんあまりなじみの無い川のようですが、練馬の大泉井頭公園を源流として成増を通り和光市から荒川の高島平あたりに注ぐ川です。

 

 

この日は午後から大変熱くなったが、川沿いのせせらぎにはカモや鯉、白鷺なども飛来し日陰を選んで涼んだランとなりました。

 

8月20日(土)ミーティング「現代のロケットと宇宙開発」 

最近何かと話題のロケットによる宇宙開発。これまでの国レベルでの開発競争から、新しいコンセプトと大きく進歩した開発技術によって私企業の参入も加速しています。この飛躍した宇宙開発のお話がテーマです。


  

 

宇宙とは何か?アポロ計画を中心とした宇宙開発の歴史、スパイ衛星、宇宙ステーション構想といった概要のお話。さらに各種のロケットや通信・テレメータ技術、地球再突入の技術、ロケットの再利用技術といった基本技術の興味深いお話もあり、初めて聞いた話題もあってためになるミーティングでした。

 

8月7日(日)クラブラン「外苑からLongSlowで150km」

暑い盛りの中、LongSlowDistance(LSD)で150km走ろうという企画です。

 

朝6時30分神宮外苑集合にも関わらず13名が集まりました。毎年ブルべに挑戦している女性担当者から本日のコースと途中参加者離脱者などの概要が説明されスタート。予定では平均20㎞、巡航速度23kmで150kmを走り埼玉の稲荷山公園を目指します。

 
早朝のため車が少ない246号線を快調に走り多摩川を渡った所で一人合流。さらに川崎側のCRを上流に向かって走ります。日が昇りCRはそろそろ人や自転車が多くなってきました。事故への細心の注意を払いながら走り、二ヶ領用水でトイレ休憩。

 

 

10分ほど休んでから更に上流に進み日野。ここで再び多摩川を渡って多摩モノレール甲州街道で最初のコンビニ休息。ここまで約40km走りましたが、この間に沿線の参加者が数人集散しています。軽食を取ったら次は八王子へ入り、更に菅生へと今度は北に向きを変えて快調に距離を刻みます。
この日は真夏の快晴、炎天下の元で暑さが身体に応えますが、更に走り込んだチューブラーが悲鳴を上げている人もいます。

 

 

二度目のコンビニ休憩の後、青梅の市街を抜け、予定通りの12時に第二集合点の飯能駅に到着。巡航速度23kmと急いだ走りはしていませんが、さすがにお腹が騒いでいます。という事でお昼にしましょう。担当の地元飯能では評判のうどん名店「ぬま」。こしがあってのど越しさわやかなうどんが人気で、いただいた全員が大満足でした。

 

 

 

元気が回復した所で更に北に向けてスタート。炎天下の中距離を重ね90㎞の毛呂山で千葉方面へ自走帰宅の二人と別れ、100km地点ではタイヤがアウトしたきっかけでコンビニ休憩を取ります。時間的に日差しが一番厳しくなり暑さも更に高まりますが、8月の青く高い空を眺めながら走るのは気分爽快、皆さん黙々とペタルを回します。

 

 

120㎞地点の小川町駅で、3人がのどの渇きに耐えられず反省会のために離脱。残りの5人で最後の30㎞をがんばります。入間川CRを迷走しながらも激坂の稲荷山頂上でゴール、時間は18時、距離は150㎞ピッタリ、予定通りでした(迷走で調整含む)。

 

 

お疲れ様でした。
MCCのクラブランは誰もが参加しやすいプランが多いのですが、たまにはこうした長距離ランも楽しいですね。

 

7月16~18日 ツーリング「袋田の滝と那珂川沿い」 中途半端な茨城県! 

いきなりな過激発言! 炎上か?

クラブランでは遠すぎる!、ツーリングでは近すぎる!なんか半端な茨城県!

これまであまりツーリングでは訪れる機会の少なかった茨城県中央部から栃木県南部に掛けての一帯、期待半ばで訪ねてみました。
さしたる観光名所も見当たらず、目標となる峠越えやツーリングコースもあまり聞かない、更に温泉や食も思い浮かばず、果たして三日間のツーリングコースが組めるのか? 何とも心細い地区という思い込みですが、百聞は一見にしかず! ある意味期待を裏切ってくれた、とても楽しいツーリングでした。

集合は水郡線常陸大宮駅、東京からだと常磐線で水戸乗り換えで3時間、走る前からもう疲れてます。神奈川南部の人は早朝電車が無くて水戸で前泊です。

 

 

常磐線沿線から自走の二人と最初の目的地・那珂川の淡水魚館で合流、館内見学の後に前庭でミニSLに乗せて頂きました。タダというと我先にと争いを始めるのがMCC流。お蔭で指導のおじさんも熱が入ってきました。
次は奥久慈や久慈川を眺められる御城展望台。城郭作りの立派な展望台で、安土桃山時代に佐竹氏がこの一帯を治めて居た事に由来するようです。

  

 

昼食は近くの食事処に16名分のお弁当を予約していました。このお店、壁いっぱいに水墨書が飾られており、我々にも50×150㎝の和紙と筆を用意してくれ、訪問記念書を飾ってくれました。お店が存在している間は飾られるそうです。ちなみに名前は「もりがね」です。このすぐ前に和紙記念館があり、西ノ内和紙がこの辺りの伝統工芸。私たちはそんな大切な和紙をつたない書で無駄にしてしまったのでしょうか。

 

今回のツーリングでは四か所の滝巡りを予定しています。小さな滝に寄ってから今回の目玉「袋田の滝」を目指して走ります。その分岐まで来たところで一休み。ふと眺めると素敵なそしてどこか懐かしい小学校が見えます。近寄ってみると袋田小学校、なんとも映画の一部に入ったような心地良い学校です。

  

さて袋田の滝、こんなに立派に成っていようとは!見違えた!
シーズンを通して観光客が絶えないようで、導線が整備され照明、エレベータ、滝前商店街もおもてなし心があって、来て良かった。滝は記憶してたよりも迫力満点!ずっとTVの映像ばかりでしたが、やっぱり百聞一見!こちらに迫ってくる臨場感は生でしか味わえません。

  

さて本日の宿は太子温泉。公共の宿風でしたが食事が久慈川で獲れたあゆや地元のしゃもなどがたくさん出て盛りだくさん。量がありさえすれば文句の出ないMCCには、更に味まで加わっていささか分不相応なくらいでした。

  

 

7時朝食8時出発というのがMCCツーリングの慣例で、先ずは三つ目の滝に向かいます。ここ月待の滝は知る人ぞ知る、ちょっと隠れ家的な隠れ滝!
カップルで来ると、手を引いて滝口まで案内し、そして何と滝の裏まで連れてって、どうだ!凄いだろ!エッ、なんでこんなとこ知ってるの?って…、自慢したくなる滝です。
マイナスイオンを滝のように浴びられる滝!でした。

 

 

次に訪ねたのは旧上岡小学校。ここは明治44年の小学校の姿が大切に保存され、そのお蔭でNHKの「花子とアン」や数々のドラマ・映画のロケ地として使われています。ホント昔の小学校は心に残ります。

  

さて、奥久慈の茶そばで昼食をとった後、明神峠を越えてトンネル組と旧林道組に分かれて出口で落ち合う。すると林道組に足から出血した人が。濡れた廃道の苔で滑ったようだ。ベテランが注意を払っても一瞬で落車となる。せめて頭だけは守りましょう。

  

 

栃木に入り唐松峠を越えて黒羽の大雄寺、それ程名が知られてはいませんが、参道や庭にはお花が咲き、7つの萱葺き屋根と回廊を持ったとても美しいお寺でした。

  

さて、ここまで随分と長文になってしまいましたので大急ぎで…、国宝の那須国造碑。飛鳥時代の碑で、字のお手本となったものだそうです。更に古墳を道路沿いから見学しながら本日のお宿に到着。那珂川で獲れたアユ三昧の夕食が美味しく、美人女将のおもてなしが加わり大満足でした。

  

 

三日目は快晴、黒羽から馬頭町とつなぎ、矢沢のやなが本日の目玉。当日参加者を加えやな漁に挑戦しましたが成果はゼロ。しかし雄大な那珂川とやなの涼しげな景色を堪能でき、暑さが飛んでいきました。
烏山に向かい龍門の滝で四本目。最後は戦時中の戦車の地下工場を改造したが洞窟酒蔵へ寄ってから解散の烏山駅へ向かいました。急ぐ人は輪行、走り足りない人は宇都宮駅と
二手に分かれてツーリングを終えました。

  

中途半端な茨城県、終わってみれば「やるな!茨城」。
見どころ満載、寄り所ソチコチ、自分作りの旅が楽しめるサイクリスト御用達間違いナシでした。たぶん。

 

7月3日(日)クラブラン「頼朝、房総半島から決起へ」

1180年、源頼朝は石橋山の戦に敗れ安房の国へ逃れます。ここから鎌倉攻めで再起を成すのですが、房総へ逃れた足跡を探して走ろうというランを行いました。

 

集合は房総半島の内房南の端の安房勝山駅で8時30分、東京駅からは2時間30分掛かります。コース説明の後海岸に出で、まずは頼朝が最初に落ち着いた「神明神社」と上陸地点を訪ねます。

 

 

頼朝は伊豆で兵を上げますが平家軍との石橋山の戦いで敗れ、真鶴から僅かの兵を伴って小舟でこの地に逃れたとの伝です。
房総には源氏恩顧の豪族が多く、それらを結集して房総を北上し、鎌倉に攻め入ったという記述があります。

 

 

さてクラブランはここから頼朝が通ったといわれる山道に入ります。そして平地を回った組と保田駅で合流。その先の海鮮人気店でお昼です。このお店から参加の二人が予め席を確保しておいてくれたので、大混雑の店内でもゆっくり楽しめました。

 

 

 

食事後、頼朝に参陣するために豪族が通った道を辿ってみました。千葉とは思えない深い森で藪漕ぎの中、足を取られ蚊に襲われながら簡易トンネルに辿りついて一休み。豪族100騎はこの上を通ったようです。
このような豪族たちが次々と参集した場所が郡地区で「義経記」にも登場しています。その後北上する毎にどんどんと勢力が拡大し、やがて鎌倉に攻め入ったそうです。

 

 

 

鎌倉時代という武家政権を樹立した源頼朝の再起の第一歩はこの安房から始まったのですね。
もう少し北上する予定だったのですが15時を過ぎ、ランはここまでとして解散地の館山駅に向かいました。

 

7月2日(土)ミーティング「健康体操・上達したか?編」

  「MCCに、なぜにあの広瀬亜須可が来るの!」 の三年目です。

元世界チャンピオンのエアロビクスエクササイズのプロ・広瀬亜須可。
右も左も上も下もわからない、未開拓の地・MCCに飛び込んで何とか生き延びて三年目。この季節になると渡り鳥か回遊魚のように、あるいは夏の怪談話か夏のtube(♪あー夏休み)のように、何かに惹かれて田町に現れる。

 

一年目は 「身体が気持ちを動かす!気持ちが体を動かす!」 をモットーにフィットネスヨガでMCCに臨んだ。
しかしMCC、「身体が気持ちを悪くさす!気持ちが身体を休ませる!」、 年季の入った、場を全く読まない連中に亜須可・自分を見失い、友人にだき抱えられて反省会に向かった。

 

ではと臨んだ二年目。一年目の情報を収集し分析し準備は万端。さらに勝負服として真っ赤なTシャツを用意、気合を込めてテーマは「体操はたいそう良い!」。
フィットネスとかエアロビとか、このレベルではヨコ文字に失礼とばかりに、ひらがなの「たいそう」を武器に挑んだ。亜須可!まずは情報戦で先制攻撃を準備していた。
しかしだ・・・、残念!、MCCは「自分スタイルを変えることが出来ない」という決定的な武器を準備していた。たいそうでさえ、身体ギシギシ顔面ニヤニヤ、勝手に盆踊りをしたり何かを含んだ微笑で見つめたりでその場を繕って、見事に体操を撃破。これには窓で見ていた私(猫)でさえ亜須可の悲しみに同情を禁じ得なかった。

 

あっという間の一年が過ぎ、因縁のこの日を迎えた。
亜須可は凄い! これまでの経験を踏まえ、まずは二年間の総括で皆を引き締める。昨年の真っ赤な勝負服の反省から、今年は視力検査用のTシャツ。”あいているのは右斜め”と答えられるか?体力の前にホントに見えてるのか?視力の衰えというレベル1からだ。

 

 

その結果今年はみんなにはもう何もさせない、スローガンも敢えて出さずに、MCCには壁にくっついてみんな立ってろ!と、命令系で臨んだ。
立場上従わざるを得ないMCC、仕方なく小学校以来何十年か振りの立たされ坊主!。あれっ、立てない? 踵からお尻背中後頭部まで壁に付くはずが、頭が付かない。背中をつけたまま足を直角まで上げるなんて、拷問。こんなに硬いか!?

 

  

それではと、今度はその場に立って足踏み。目を閉じると2mも動いてしまう。どうしたMCC! 仕方なく亜須可先生最後の手段、「皆さん座って足をさすり手をぶらぶら、体内の血に動いてもらいましょう」となった所でMCC,やっとリラックス、いつものマイペースを取り戻しました。

 

  

 

ここまで三回、レベル3⇒レベル2⇒レベル1と、上達曲線のはずが下達直線まっしぐら!申し訳なく合わせる顔も無い!と思ったら、結構楽しんでいるようだから不可解だ。
ホントはこんなに凄い廣瀬亜須可、興味あればこちらまで。



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